映画『クルエラ』のあらすじと感想・見どころを紹介します!
101匹わんちゃんの悪役で、観るものを恐怖に陥れるような存在だったクルエラが悪女になるきっかけを描く作品です。
ファッション好きなら絶対に観るべき映画ですので、ぜひ参考にしてくださいね。
クルエラのあらすじ
1968年、エステラ(のちのクルエラ)は美しい母と共に暮らしていました。
生まれつき黒と白の髪を持ち、個性的で自己主張の激しいエステラ。
学校に通い始めるも、制服を改造し男子と喧嘩に明け暮れる毎日。
そのため母はエステラにクルエラ(困った子)はしまいなさいと言いますが、守ることはありませんでした。
ある日ゴミ箱に落とされた彼女は犬のバディと出会い家に引き連れてきます。
連日問題ばかり起こしていたエステラはとうとう退学を言い渡されます。
母はそんな学校に嫌気がさし、エステラの才能を伸ばすためにロンドンに引っ越しをすることを決めます。
その前に母は豪邸にやってきます。
エステラに一家の家宝であるペンダントを渡し車を降ります。エステラと言えば言いつけなど守らず、豪邸の中へ。
そこで美しいファッションの世界を目にしたエステラはそこが自分の居場所だと感じます。
しかしそれと同時が崖から落ちて亡くなり、ひとりぼっちに。
1人ロンドンへとやってきて、同じ年くらいの少年たちに拾われます。
彼らと過ごすうちに3人は泥棒として生計を立てるように。
ですがエステラは心の中ではファッションの世界への憧れがありました。
その気持ちを知っていた仲間の1人・ジャスパーは、「リバティ・ロンドン」でエステラが働けるように手を加えます。
ですがそこでの仕事は雑用や掃除ばかり。
ファッションの仕事ができるとアピールするものの、全く相手にされない日々。
酒を飲んでキレたエステラは、ショーウィンドウのディスプレイを勝手にアレンジ。
クビ決定と思っていたところ、世界的デザイナー・バロネスの目に留まり、アシスタントとして引き抜かれます。
自分の力を思う存分出すことができるようになったエステラでしたが、ある日バロネスが自身の母の形見であり、母と別れた日になくしたネックレスをつけていることに気づいてしまいます。
クルエラの感想と見どころ
70年代のイギリスと言えば、パンクファッションが台頭し始めた頃。
セックスピストルズやヴィヴィアン・ウエストウッドが活躍し始めた時代です。
そのためなのか、謎のデザイナーとして登場するクルエラの衣装はパンク系や豪勢なフリルが多く、観るものを圧倒します。
101に通づるようなラストシーンもとても良かったですが、クルエラと言えばもっとサイコちっくな人だった気がしました。
この映画ではそのルーツが語られますが、これが101のクルエラになるの?と考えてしまうほど。
おこだけちょっとはてなマークが浮かぶ部分でした。
見どころは、突然やってくるファッションバトルシーンです。
マントが燃え、赤いドレスが登場しそれをを纏ったクルエラ。
バロネスの乗る車の上に立ち、彼女の顔を隠すかのような長いドレス。
他にもゴミ収集車に乗ったクルエラは圧巻でした。
やはりクルエラ=ファッション関係の人というイメージがありましたが、ここまで豪華だとは思いませんでした。
ファッション好きなら絶対に観て欲しい一作です。
まとめ
エマ・ストーン演じるクルエラは美しく、存在感を感じます。
どうして彼女は悪女になったのか、ところどころ同情するシーンもあります。
ファッション好きにオススメですし、音楽も見どころですよ。
日本語吹き替え版では、柴咲コウさんがクルエラの声を担当しているので、吹き替え版もおすすめです。
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