クオリティの高さで話題のアメリカの配信会社HBOが、スティーヴン・キングの小説を初めてドラマ化した作品『アウトサイダー』のあらすじと見どころ、視聴方法を紹介します。
最後は洞窟が登場する物語で、「イット」を彷彿させると話題。
ドラマは全10話で、「レディ・プレイヤー1」のベン・メンデルソーン、ビル・キャンプらが出演しています。
アウトサイダーのあらすじネタバレ
ジョージア州の田舎町、森の中で少年の惨殺死体が発見されます。
多数の目撃情報がありベテラン刑事のラルフ(ベン)は、リトルリーグ・コーチのテリーを逮捕します。
テリーは裁判所に向かう途中で被害者家族に射殺され、被害者家族も病気や自殺で、みな亡くなってしまいます。
その後、テリーには明白なアリバイがみつかりますが、同時に被害者に残された指紋・DNAもテリーのものでした。
ラルフは経験した事のない異様な事態に直面し、怪しい人物の幻影をみたという証言者が増えていきます。
彼は困惑しながらも、特殊な追跡能力を持つ探偵ホリー(シンシア・エリヴォ)と真相を追求します。
ホリーは、テリーの事件前の旅行先を調べて、よく似た事件が起きていたことを突きとめます。
誰かに傷をつけるとその誰かのクローンのようになり、人の悲しみが大好きで犯罪を続ける「謎の存在がいる」と仮説をたてますが、誰もそんな事は信じません。
しかし、同様の事件が他にも発生します。
最後はラルフ、ホリー、関わったみんなで決着をつけるため、怪しい人物があらわれた洞窟に向かいます。
そこは、過去に悲惨な大事故が起き、封鎖されていた場所でした。
アウトサイダーの感想と見どころ
残虐な犯罪で始まったドラマは超常現象事件に発展します。
「同じ人間が、同じ時刻に違う場所に存在する」というキングの着想が映像化され、謎の存在が少しずつ見えてくる展開にどんどん引き込まれました。
キング作品にはユニークな能力を持った協力者が時々登場しますが、探偵ホリーもとても魅力的です。
小説「ミスター・メルセデス」から続くキャラクターで、彼女が場所をたどり痕跡を見つけていく場面は、おもしろくてぞくぞくします。
ホリーを演じるシンシア・エリヴォは音楽や演技に活躍中で、これからも大注目の若手パフォーマーです。
「イット」のように謎の存在は洞窟に関係しているのですが、それはクモみたいなモンスターのお話ではなく、過去たくさんのひとが犠牲になった大事故が関係しています。
主人公のラルフも、子どもを亡くしています。
人の辛い過去に沿いながら描かれていて、人間ドラマとしても見ごたえがある作品です。
アウトサイダーはU-NEXTで独占配信中
HBO制作ドラマ『アウトサイダー』は、U-NEXTで独占配信中です。
U-NEXTでは無料トライアル期間が31日間あり、HBO制作ドラマが続々登場しています。
アウトサイダーは見放題対象なので、ぜひこの機会に見てみてください。
U-NEXT内だけでも「アウトサイダー」というタイトルが4本ありますが、紹介した作品は左上に赤く「独占」と表示されたものになります。
※この記事は2021年6月8日時点の情報です。配信終了する可能性もありますので、正しくはU-NEXTのサイトで確認してください。
コメント