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機動戦士ガンダムの3つの名言と真意!ガンダムに名言が多い理由も

機動戦士ガンダムの3つの名言と真意!ガンダムに名言が多い理由もアニメ

機動戦士ガンダムシリーズは、40年以上に渡って愛されてきた人気シリーズ。

機動戦士ガンダムにも数多くの名言が存在します。

しかし、その名言の真意を知る人や名言の考察をする人はあまりいません。

今回は数多くの名言から3つをピックアップし、名言の真意に迫ります。

機動戦士ガンダムの3つの名言と真意

キャラクターから発される”セリフ”はガンダムの世界を作り、物語に深みを与えます。

各セリフの真意についても解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

僕が一番、ガンダムをうまく使えるんだ。

第19話『ランバ・ラル特攻!』で主人公のアムロ・レイが発したセリフです。

ガンダムという作品と他作品の違いが顕著に出ています。

ガンダムを降ろされそうになったアムロが、独房で発したセリフです。

アムロの心情にフォーカスを当てて考えると、物語におけるアムロの「弱さ」や「おごり」などが見えます。

 

しかし、ガンダムという作品という観点からみると、また別の価値がこのセリフから生まれます。

裏を貸せば「アムロ以外でも、ガンダムを下手でも動かすことはできる」となります。

今でこそ、ガンダムシリーズのようなリアルロボットというジャンルは一般的ですが昔は違います。

当時のロボット作品と言えば「マジンガーZ」や「鉄人28号」あとは「伝説巨人イデオン」などです。

これらはスーパーロボットと呼ばれ、ミリタリー色が少なく基本的にロボットは主人公にしか操縦できません。

 

しかし、ガンダムは違います。ガンダムは平気でありモノであり、アムロもただのパイロットです。

この名言は、これまでのロボットアニメとは違うリアルな戦争の物語だという事を一言で表しているのです。

主人公の心境と作品の背景を同時に視聴者に伝える実に見事な名言です。

塩がないと戦力に影響するぞ

第16話「セイラ出撃」でコック長のタムラが言った名言です。

マニアックな名言になりますがこの名言も実によくできた名言です。

ガンダム作品は徹底したリアルな戦争を追求したロボットアニメです。

ただ、スポンサーの都合や商品展開の都合でどこかチープな部分が存在します。

例えば、ガンダムの機体色はトリコロールカラーですが、現実ではあんなカラフルな兵器ただの的です。

 

その為、詰められる部分は徹底的に詰めた物語を作るのがガンダムの素晴らしいところです。

昔のロボットアニメは、主人公が悪の巨大ロボを倒して万歳、帰って基地でパーティーだ。なんてノリでした。

しかし、ガンダム作品は戦争なんです。

敵も味方も、正気を失いつつ必死で戦っています。

 

敵を退け、勝利しても待っているのは食糧不足の母艦。

肉や野菜はおろか、味付け用の塩すらない。

そんな極限状態をこのセリフはよく表しています。

食糧問題は初代ガンダムの宇宙世紀0079の74年後の宇宙世紀153年が舞台の漫画クロスボーンガンダムにも残っています。

あれは、いいものだ

第37話「テキサスの攻防」で敵のマ・クベが死に際に放った一言です。

正確にはこのセリフは「おお、ウラガン、あの壺をキシリア様に届けてくれよ…あれは、いい物だ…!」です。

なぜ彼は、死に際にこんなことを言ったのでしょう。

例えば「ゆるさんぞ!」とか、「キシリア様敵を取ってください!」とかありそうなものです。

 

この理由は、マ・クベとキシリアの関係にあります。

先に行っておくと、決して恋仲などではありません。

マ・クベは非常に優秀な男です。

ですが、好戦的なのではなく知将といったタイプの性格です。

キシリアはマ・クベの価値はその管理能力と冴えた頭脳だと見抜いていました。

その為、キシリアはマ・クベを前線から退けるべく僻地へ派遣し、マ・クベの有能さを上層部から隠しました。

 

そうすることで、ギレン・ザビにばれずに有能な部下を抱えることができたのです。

マ・クベも前線から離れたことで、落ち着いて戦争に臨むことができました。

マ・クベはキシリアへの恩義に報いるために必死に働き二人の中には確かな絆がありました。

 

マ・クベの趣味は壺などの骨とう品回収で、それらの品を大切に保管していました。

彼は最後の最後で、恩人であるキシリアに自分の大切な品を届けてほしいと部下にお願いしたのです。

義理堅い漢、マ・クベの最後は恨みや絶望ではなく、感謝だったのです。

機動戦士ガンダムに名言が多い理由

機動戦士ガンダムに名言が多い理由

ガンダムは人間ドラマが売りのアニメです。

その為、ロボット同士の戦闘シーン以上に人間同士の掛け合いが多くなります。

ガンダムの戦いは戦争であり、戦争は命がけです。

パイロットたちは自分の戦う理由や信念を叫び、語り戦います。

彼らの魂の叫びは、必然的に名言になっていくと考察します。

まとめ

いかがでしたか、見方をすこし変えてみると何の気なしに聞いていた名言も色々な発見があります。

キャラクターの心境や、作品の監督の考えなどをくみ取ると面白いほど考察ははかどります。

この機会にガンダムを見返して、名言のシーンを確かめてみてください♪

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