クリストファー・ノーラン監督といえば、“時間を巧みに操り、難解な作品が多い”というイメージがある方が多いのではないでしょうか。
時間軸の使い方が、私たちの想像をはるかに上回っていて、頭を抱える人も多いはず。
しかし、「難しくて意味わかってないけど別にいいや!」と思えるほど映像・音響面が素晴らしく、スケールの大きさにも圧倒されます。
この記事では「クリストファー・ノーラン監督の映画のおすすめ」を厳選して3つご紹介!
何度も繰り返し観て考察を深めていく。
そんな噛めば噛むほどに味が出るノーラン監督の作品の魅力をお伝えします。
クリストファー・ノーラン監督の映画おすすめ3選
メメント(2000)
この作品、個人的に初見で理解するのが難しい映画NO.1かもしれません。
10分しか記憶がもたない主人公レナード(ガイ・ピアース)が、妻を殺害した犯人に復讐するサスペンスになります。
時間軸を真っ直ぐ進むシーンと、逆行するシーンが入り交ざって描かれており、その事を知らない私たち観客は、ずっと頭にクエスチョンマークが浮かんだまま話が進んでいきます。
個人的な感想としては、2回目が本番!だと思っています。
メメントを配信している動画配信サービス(VOD)
VOD | 見放題対象 | レンタル |
Amazonプライムビデオ | 〇 | – |
U-NEXT | 〇 | – |
Hulu | 〇 | – |
dTV(ディーティービー) | 〇 | – |
Paravi(パラビ) | × | × |
FODプレミアム | × | × |
ABEMAプレミアム | × | × |
Netflix | 〇 | – |
※上記は2022年9月25日時点の情報です。現在の配信状況は各動画配信サービスにて確認してください。
インセプション(2010)
レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョセフ、ゴードン=レヴィット、トム・ハーディなど豪華キャスト勢ぞろいのこの作品。
夢の中に入り込み、人のアイデアを盗むスペシャリスト、コブ(レオナルド・ディカプリオ)
仲間とともに、夢の奥底へ潜り込むという危険なミッションを請け負うことになります。
夢の中に入り、そしてその夢の中にいる人がみる夢の中に入る。そんな夢の断層が描かれています。
夢が深くなるほどに時間はゆっくり進み、ここでも頭をフル回転させないと、今みている夢は何層目?と置いていかれそうになります。
設定が非常に面白く、夢の中に潜るという非現実的な話でありながらも、その恐怖を存分に味わえる作品となっています。
インセプションを配信している動画配信サービス(VOD)
VOD | 見放題対象 | レンタル |
Amazonプライムビデオ | × | 〇(税込299円) |
U-NEXT | 〇 | – |
Hulu | 〇 | – |
dTV(ディーティービー) | × | 〇(税込440円) |
Paravi(パラビ) | × | × |
FODプレミアム | × | × |
ABEMAプレミアム | × | × |
Netflix | 〇 | – |
※上記は2022年9月25日時点の情報です。現在の配信状況は各動画配信サービスにて確認してください。
インターステラ―(2014)
ノーラン監督の作品の中で、唯一大号泣した作品です。
地球の寿命がつきかけている中、人類が移住可能な惑星を探すというミッションに選ばれた主人公クーパー(マシュー・マコノヒー)。
幼い子供たちを残し、地球を離れるのは非常に苦しい決断でした。ですが、未来を生きる子供たちの為に、宇宙へ旅立ちます。
この映画の見所は、惑星によって流れる時間の進み方が違う点です。
ある惑星に数分着陸しただけでも、地球で換算すれば、何年、何十年だったりするのです。
家族や仲間との絆、人生1日1日を大切に生きることの重さをひしひしと感じさせられる作品です。
インターステラーを配信している動画配信サービス(VOD)
VOD | 見放題対象 | レンタル |
Amazonプライムビデオ | × | 〇(税込299円~) |
U-NEXT | 〇 | – |
Hulu | 〇 | – |
dTV(ディーティービー) | × | 〇(税込440円) |
Paravi(パラビ) | × | × |
FODプレミアム | × | × |
ABEMAプレミアム | × | × |
Netflix | 〇 | – |
※上記は2022年9月25日時点の情報です。現在の配信状況は各動画配信サービスにて確認してください。
まとめ
この記事では「クリストファー・ノーラン監督の映画のおすすめ」をご紹介しました。
どの作品も、難解で何度観ても楽しめる映画です。
3作品とも、U-NEXTとHuluとNetflixで見放題配信中。
個人的に好きなのは、3つ目にあげた「インター・ステラ―」です。
宇宙空間の行き苦しさ、無の世界への恐怖、そして家族や仲間と生きる時間の重さが上手く描かれており、作品の世界観に没頭してしまいました。
クリストファー・ノーラン監督の次回作は「Oppenheimer(原題)」が2023年公開予定です。
伝記映画のようですが、また新しい、時間を使ったサプライズがあるのでしょうか。
とても楽しみですね。
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