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三浦春馬主演 天外者(てんがらもん)を映画館で観た感想!

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2020年12月11日から上映中の映画『天外者』(てんがらもん)を映画館で観た30代女性Yさんと、40代後半女性Jさんの正直な感想をご紹介。

2020年7月に亡くなった三浦春馬さん主演の作品で、ファンの間でも満足度の高い映画です。

既に上映終了目前ですが、ネットの口コミ評判も合わせてお伝えしますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

天外者(てんがらもん)のあらすじと見どころ

この映画は幕末から明治初期の五代友厚を題材にしたもので、主人公の五代友厚は、三浦春馬さんが演じています。

 

三浦春馬さんの最後の映画ということもあって、上映前からグッズは売り切れるわ、予定していた上映期間が延長されるわで大人気でした。

こう言ってはなんですが、地味な歴史物の真面目な映画なのに、注目を集めていました。

 

五代友厚を知らない方もいるのではないでしょうか。

簡単に言うと、明治初期に日本の経済を発展させた人で、日本の鉄道が日本のものなのはこの方のおかげです。

 

明治初期に経済が発展したのもこの方のおかげです。

 

とにかく鎖国後のガタガタな日本を食い物にしようとしていた外国から日本を守ったのは五代友厚です。

 

 

しかし、そんなに日本のために動いた五代友厚は、作中、日本中から嫌われてました。

 

家族からは葬式に出るなと言われるほど嫌われます。

 

鎖国後の五代友厚が行った改革により、職を失い、食べていけなかったものもいたのです。

 

今では当たり前の、仕事は自分で選ぶと言うことが当たり前ではなかった日本。

 

それを変えただけですが、ひどく批判されます。

 

そんな五代友厚の一生です。

 

最後は少しほろっと泣いてしまう展開です。

五代友厚の一生を通して描く幕末・明治初期の日本の姿。

 

坂本龍馬、伊藤博文、岩崎弥太郎など誰でも名前ぐらいは知ってる人物がこれでもかというばかりに押し寄せるので、特に日本史に詳しくなくても十分に楽しめます。

幕末の若者たちが初めて触れる西洋文化への憧れ、そして西洋文化を通して学んだことを日本の未来にのために活用しようと奔走する姿を存分に描いた作品です。

多々ある見どころの中でも、見どころと表現していいのかわかりませんが、作品全体を通しての見どころは、昨年急逝した「三浦春馬」さんですね。

 

主役として五代友厚を精一杯演じていることが画面を通して十二分に感じられます。

 

脇を固めている役者の皆さんも歴史上の登場人物を生き生きと演じており、セリフの一言一言がそれぞれの登場人物の人となりを際立たせています。

特に大阪商人を前にしての五代友厚の演説は圧巻です。

天外者(てんがらもん)を映画で観た感想

三浦春馬さんを見ただけで、少し涙が出そうになる方もいるのではないでしょうか。

 

わたしも少し、元気に動く三浦春馬さんを見て感動しました。

 

そして、五代友厚の予想していなかった波瀾万丈な一生に、一気に五代友厚のファンになりました。

 

この映画を見ると「あれ?坂本龍馬、何もしてなくね?」と、思うくらい坂本龍馬の一生は短いものでした。

 

五代友厚の先見の明というのでしょうか、あの先を見越す力はすごいです。

 

映画の内容も、経済がわからない人が見ても分かりやすいです。

 

あと、西川貴教さんが出ていますが、その西川さんがいい味だしてます。

 

商人の役でしたが、関西弁があの洋風の顔立ちにミスマッチで少し面白く仕上がっていました。

 

演じているというか、西川さんのままなんじゃないかなって思いました。

 

イケメン俳優が出ている中の、箸休め的な存在としてとてもよかったです。

 

私は海外から日本を守る五代友厚の姿がとても素敵にうつりましたし、最後のシーンはとても感動しました。

 

見ていない人には、日本人なら是非見てほしいなと思う作品でした。

歴史物は大好きなのですが、今回の「天外者」は三浦春馬さんの作品を観に行こうと思い、行きたがらない家族を幕末から明治初期の物語は絶対に面白いからと説得し馳せ参じました。

 

出演している役者さんはみんな上手い。

 

岩崎弥太郎役の西川貴教さんですらって言ったら失礼ですけどなんの違和感もなく見ることができました。

 

しかし、1時間49分の上映時間の中に詰め込みすぎ感が半端ないです。

 

ただでさえ動乱の幕末期を描いてるのにそこにちょっと恋愛要素も持ってきてるもんだから時間が足りな足りない。

 

特にこの恋愛要素部分は突っ込みどころも多くて、、、幕末明治初期の日本とイギリスを簡単に往復する遊女?病気で今日か明日かの命の女性なのにちょっと肉付きよくない?みたいなのが満載で。

 

作品のためには恋愛部分はいらなかったですね。

 

ただでさえ時間が足りないのに詰め込みすぎて大事な部分を端折ってるものだからどうなってんのコレって思うところも多かったです。

 

演技は皆さん素晴らしかった。これは1年かけてやる大河ドラマ向きの作品です。

 

しかし、時間のない受験生が手っ取り早くに幕末・明治初期の日本史を理解するにはいいですね。

天外者(てんがらもん)のの口コミ評判


三浦春馬さんにはファンじゃなくても、全身全霊をかけて演技しているのが伝わってきます。

そういう意味では、どの作品もその時の代表作と言えるのかもしれません。


ファンをこんな気持ちにしてくれる三浦春馬さんはやっぱりすごい。


もうすぐ上映終了となります。

寂しいですが、絶対忘れない映画です。

三浦春馬さん出演の作品はまだある!

三浦春馬さんが出演している作品はこれで最後かと思いきや、2021年3月12日に公開予定の『ブレイブ -群青戦記-』にも出演しています。

三浦春馬さんのグッズが手に入る最後のチャンスとなりそうなので、今から楽しみです。

映画『天外者(てんがらもん)』も、上映終了となる前にぜひ映画館でお楽しみください。

~参考リンク~

映画『天外者』公式サイト

映画『天外者』公式サイト
主演:三浦春馬 『天外者』2020年12月11日全国公開!日本の未来を切り開いた男「五代友厚」の知らせざる物語。 混沌と不安の時代に問う壮大な歴史青春群像劇!

映画『ブレイブ -群青戦記-』公式サイト

https://brave-gunjosenki.jp/

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