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ましろのおと感想-アニメを青森県出身者がレビュー!吉田兄弟の津軽三味線が◎

ましろのおと-アニメを青森県出身者がレビュー!津軽三味線の迫力がリアルアニメ

アニメ「ましろのおと」を青森県出身のネイティブ津軽人がレビューします!

2010年5月号の月間少年マガジンにて連載されている漫画が原作で、津軽三味線を題材にした珍しい作品。

筆者は青森県津軽地方の出身で津軽三味線にはなじみ深く、物心ついた時から至るところで津軽三味線の音色を聴いてきました。

作品の中では「ほんつけなし」や「まいね」といった津軽弁も出てきますが、各登場人物が話す津軽弁の感想も交えてお伝えします。

アニメ『ましろのおと』の視聴ページはコチラ

  1. アニメ「ましろのおと」感想!青森県出身のネイティブ津軽人がレビュー
    1. 津軽弁はネイティブじゃないけど津軽三味線の音がかなりリアル
    2. 伴奏もリアル過ぎる
    3. アニメだからこそ伝わる津軽三味線の魅力
  2. ましろのおとのあらすじ
    1. ましろのおと 1話のあらすじ
    2. ましろのおと 2話のあらすじ
    3. ましろのおと 3話のあらすじ
    4. ましろのおと 4話のあらすじ
    5. ましろのおと 第5話のあらすじ
    6. ましろのおと 第6話のあらすじ
    7. ましろのおと 第7話のあらすじ
    8. ましろのおと 第8話のあらすじ
    9. ましろのおと 第9話のあらすじ
    10. ましろのおと 第10話のあらすじ
    11. ましろのおと 第11話のあらすじ
    12. ましろのおと 第12話のあらすじ
  3. ましろのおとの感想と見どころ
    1. ましろのおと 第1話の感想と見どころ
    2. ましろのおと 第2話の感想と見どころ
    3. ましろのおと 第3話の感想と見どころ
    4. ましろのおと 第4話の感想と見どころ
    5. ましろのおと 第5話の感想と見どころ
    6. ましろのおと 第6話の感想と見どころ
    7. ましろのおと 第7話の感想と見どころ
    8. ましろのおと 第8話の感想と見どころ
    9. ましろのおと 第9話の感想と見どころ
    10. ましろのおと 第10話の感想と見どころ
    11. ましろのおと 第11話の感想と見どころ
    12. ましろのおと 第12話の感想と見どころ
  4. 『ましろのおと』はAmazonプライムビデオで先行配信中
  5. 「ましろのおと」原作漫画が3話まで無料

アニメ「ましろのおと」感想!青森県出身のネイティブ津軽人がレビュー

津軽弁はネイティブじゃないけど津軽三味線の音がかなりリアル

津軽三味線の音が忠実に再現されていて、本当に目の前で聴いているかのようにキレイに聞こえます。

津軽三味線の音は吉田兄弟が担当していて、何度聞いても最高です。

吉田兄弟は津軽三味線奏者として本場の津軽だけでなく、アーティストとして全国デビュー、そして韓国でもアルバムをリリースしているほどの活躍ぶり。

雪をはじめとする奏者の感じていることや伝えたい思いが、ストーリーだけでなく津軽三味線の音でも伝わってきます。

見せ方も絶妙で、津軽三味線の独特な魅力をストーリーをうまく組み合わせていると思いました。

 

津軽弁については、津軽出身の山口のりともさんが監修したとのことで、津軽弁のイントネーションにかなり近くて初めて聞いた時は驚きました。

田沼舞役の三上 枝織さんは津軽出身なので完璧ですが、澤村梅子役の本田貴子さんのイントネーションも全く違和感無かったのにも驚きました。

他の声優さんたちもかなりうまかったので、津軽弁に着目して観るのも楽しかったです。

伴奏もリアル過ぎる

主人公の雪(せつ)が母親の梅子(うめこ)の歌に合わせて伴奏するシーン。

鳥肌が立ちました。

梅子も津軽三味線の音に負けないくらいの力強い歌声で、さすが本田貴子さんです。

みゃおさんがコメントで間違いを指摘して下さいました。

梅子の歌を担当しのは、民謡歌手の吉田昌紀子さんだそうです。

ちなみに本田貴子さんは、ダイソンのCMでナレーションを担当している人です

アニメだからこそ伝わる津軽三味線の魅力

津軽三味線の緊張感というか神秘的な雰囲気は、やはり漫画よりアニメで見る方がリアル。

独特の間や強弱のメリハリの付け方など、耳で聞いた方がわかりやすいです。

他の登場人物が弾く津軽三味線の音の違いを比べてみるのも、楽しめると思いますよ。

ましろのおとのあらすじ

ましろのおと 1話のあらすじ

物心ついた時から津軽三味線奏者の祖父に憧れていた澤村 雪は、祖父の死をきっかけにアテも無く上京する。

夜の街でトラブルに巻き込まれていたところをユナという女性に助けられ、家事を全部やるという条件で、行く場所が見つかるまで一緒に住むことになる。

ユナの彼氏はどうしようもない男で、自分が出演するライブ前に雪とケンカ。

ユナが割って入り、ライブには出ないと言い出した彼氏の代わりに雪が前座として出演。

東京で初めて大勢の前で津軽三味線を弾く・・・

ましろのおと 2話のあらすじ

2話は、雪の母親の梅子の伴奏で「津軽小原節」を引くところから始まる。

雪を心配した兄の若菜ちゃんも駆けつけ、帰る前には一緒に三味線を弾きます。

小さい頃に遊びながら作った曲は、まるで二人の関係を表現する兄弟の調べ。

ずっと後ろにいたはずの弟が兄の背中を追いかけ、並んだかと思いきや、兄は追いつかれないよう逃げる。

子供の頃の二人の思い出を津軽三味線で語り合っているかのようで、2話も見どころ満載です。

ましろのおと 3話のあらすじ

同級生の前田朱利が授業中にスマホで聞いていた音楽は、雪の祖父の曲だった。

なぜ祖父の曲を知っている人がいるのか。

即興曲はその時によって曲が変わるもの。

朱利が聞いた曲はどんな曲だったのか。

朱里が津軽三味線愛好会を始めたのも、その曲を知っている人を探すため。

祖父の曲に二人は引き寄せられていく。

その後、学校に残されていた津軽三味線の持ち主がライブに出ると知り、見に行くことになった雪。

そこで雪は、衝撃を受けることになる。

ましろのおと 4話のあらすじ

神木清流の前で失態をさらし落ち込んだ雪は、兄の若菜ちゃんに祖父の作った「春暁」の音が入ったカセットを手配するよう依頼する。

自分の音を聞かせれば良いのだと気付いてからどこか吹っ切れた様子。

春暁の曲を聞きたがっていた朱利の祖母に、いよいよ聞かせることになったが、果たして雪の曲はどう受け取られるのか・・・。

ましろのおと 第5話のあらすじ

雪の母親の梅子が開いた大会に出ることになった津軽三味線同好会。

新人も入部し条件はクリアしたが、雪以外のメンバーはド素人だった。

大会出場は絶望的な状況だったが、家に帰ると梅子が待ち構えていた。

松五郎の娘として、そして雪の母親としてのプライドから、雪を個人戦にも出場させると言う。

そんな中、神木清流が雪の三味線を聴きに学校までやって来て、バトルのような展開に・・・。

神木清流にリードされる形になった雪だったが、不思議と悔しくはなかった。

ましろのおと 第6話のあらすじ

津軽三味線同好会の皆は、青森合宿で練習に励む。

でも、まだメンバーにはレベル差があり、特に前田朱利は周りの音につられることもあるほど、ミスが目立つ。

それでも教えようとしない雪に苛立つメンバーも出て雰囲気が悪くなってしまう。

雪は相変わらず、”じっちゃの音”のことを考える日々。

大会のことは全く考えている様子はなかったが、雪の三味線の音を聴いたことがきっかけで前田朱利がスランプから抜け出し、その後の練習はミスなく揃う。

ましろのおと 第7話のあらすじ

第7話は、松五郎杯の団体戦の日。

ところが、開会式が始まっても雪の行方がわからない。

戻ってきたかと思っても、みんなで練習はしないと言い出したことで海人と口論になり、海人に詰められた雪はブチ切れてしまう。

兄の若菜が雪の気持ちを代弁したことで、メンバーも雪の気持ちを理解して仲直りして一段落。

徐々に、津軽三味線愛好会の出番が迫る。

ましろのおと 第8話のあらすじ

津軽三味線愛好会の出番が迫り、緊張で曲が飛ぶ前田朱利。

幼馴染の山里 結は朱利を励ますが、自分も緊張や不安と戦っていた。

そのことに気付いた朱利は、山里に気持ちをさらけ出してと言う。

山里が昔から朱利に対して思っていたことや不安に思う気持ちをさらけ出すと、朱利が全部受け止めてくれたことで吹き飛んだ様子。

 

一方、大会の方は山里がネットゲームで知り合った舞が出場。

個人戦に登録できなかった舞は、団体戦に持っている全てをぶつける。

舞以外のメンバーも上級者ぞろいで、実力を見せつけた。

それを見た雪は、予定していたことと違うことにチャレンジすると言い出す。

そして、いよいよ雪たちの出番。

ましろのおと 第9話のあらすじ

ついに雪たちの出番。

初心者メンバーの中でどう調和するのか、序盤は雪は他メンバーの音に合わせるかのように弾く。

中盤は曲調が変わるシーンもあり、観客も驚く。

一人一人の音がぴったりと合い、独創的な世界が広がる。

ましろのおと 第10話のあらすじ

個人戦の前に、雪の隣でなぜか赤飯を食べている田沼聡一のシーンからスタート。

第10はでは雪の父親が登場し、複雑な親子関係を知ることが出来ます。

実力あるメンバーの演奏を見ようと神木清流も会場に訪れ、最初に注目を浴びたのは、団体戦でも自分の演奏に酔っていた福岡県の荒川 潮(あらかわ うしお)。

団体戦では独りよがりに見える演奏でも、個人戦では個性になります。

 

次の注目は、団体戦で注目を浴びた梶 貴臣(かじ たかおみ)

前に演奏した荒川に触発されて、団体戦とは全く違う演奏になる。

そして、演奏中にまさかのアクシデントにも見舞われる・・・。

ましろのおと 第11話のあらすじ

梶 貴臣は演奏中に糸が切れてしまい、もう終わりかと思ったが2本の糸の身で演奏を続け、観客の心に響く音を届ける。

一方、雪はまだ自分の演奏のイメージを決めかねていた。

そんな中、雪は出番前に梅子に松五郎の音を聞かせろと言われる。

雪はどんな演奏をするのか誰もが注目する中で、いつもの演奏と違うと気付く。

ところが一変、音が明らかに変わる・・・。

ましろのおと 第12話のあらすじ

前半とはまるで別人のような音に変わる。

じっちゃの音ではなく、雪の伝えたいイメージを表現する。

兄の若菜ちゃんから見ても、雪は明らかに楽しんでいる様子。

ラストを飾るのは、田沼聡一。

津軽三味線の本場・青森県弘前市で知らない人はいないというほどの実力者。

独特なリズムで力強い音かと思いきや、軽やかな音も混ざっているような他のものにはまねできないような演奏で周囲を取り込む。

雪の採点結果では、前半と後半で構成をガラリと変えたのが響いてしまったようだった。

雪は自分の音を否定されたような気がして、今まで感じた事の無い感覚に襲われる。

ましろのおとの感想と見どころ

ましろのおと 第1話の感想と見どころ

津軽出身の声優・山口のりともさんが監修しているということもあって、キャスト陣の喋り方は津軽弁にかなり近い部分もありました。

発音まではネイティブとはいきませんが、今まで見たドラマや映画と比べるとかなり近かったです。

津軽出身の三上枝織さんも田沼 舞の声を担当されているので、ネイティブの発音を聞けるのも楽しかったです^^

ましろのおと 第2話の感想と見どころ

始まってすぐの梅子との伴奏は注目。

声優さんとは思えないほどの迫力ある歌声で、津軽三味線の音にも負けてませんでした。

若菜ちゃんと一緒に弾くシーンも、さすが吉田兄弟です。

まさかアニメで聴けるとは思いませんでしたが、鳥肌立ちました。

ましろのおと 第3話の感想と見どころ

3話では、神木清流の津軽三味線が聞けます。

津軽三味線のイメージとは違ってしっとりとした曲ですが、雪の弾き方との違いもわかりました。

実際はもっと迫力があると思いますが、対決の予感しかしないので楽しみです。

悩み葛藤しながら自分の中のスタイルを作り上げていく雪の姿は、応援したくなりました。

ましろのおと 第4話の感想と見どころ

4話は、じっちゃの春暁を聴ける回です。

素人でもすごさがわかる迫力と、でも丁寧で奇麗な透き通るような音。

雪の弾く春暁も聴けますが、全く違う曲に聴こえました。

津軽三味線はやはり、弾き方がどうこうというより気持ちがダイレクトに音に出るものだと思いました。

そう感じられたのもアニメのストーリーがよくできているからだと思います。

津軽三味線の音を楽しむのも良いですが、一人ひとりのストーリーも楽しめるアニメだと思います。

ましろのおと 第5話の感想と見どころ

第5話では早くも雪と神木清流の合奏があり、津軽三味線の音が聴ける貴重な回です。

津軽三味線同好会のメンバーによって音が違うのもリアルで、雪が弾く音とは違うこともわかりました。

大会では個人戦にも出場することになり、神木清流との対決も楽しみになっていく展開が予想されますね。

団体戦では、雪がいるとはいえ他のメンバーがどれくらい弾けるようになるのか、今後の展開に注目です。

ましろのおと 第6話の感想と見どころ

第6話は津軽三味線の歴史や捉え方について触れられていたのが良かったです。

人によっては弾き方に癖が出たり、向き不向きがあるということも感じられました。

雪が個人戦に出場することを決めたので、大会での演奏がアニメでどう表現されるのか楽しみです。

ましろのおと 第7話の感想と見どころ

本当にアニメだっけ?っと思うほど音がキレイ。

その場にいて一緒に聞いているかのような感覚にぞくぞくしました。

高音質のヘッドホンとかで聴いたらもっと良さそう。

雪たちの出番がくるのが楽しみで仕方ありません。

ましろのおと 第8話の感想と見どころ

アニメで鳥肌立つことってなかなか無いと思うんですが、ましろのおとの三味線の曲を聴いているとゾクゾクしてきます。

一人一人のメンバーが不安や緊張と戦っている様子や、心の中の声がわかり、ストーリーにも面白さがあります。

澤村梅子が田沼舞の演奏に対して「好ぎでねぇけど」と言ったセリフが、完全に津軽弁のイントネーションだったことにも驚きました。

雪が抑揚のない津軽弁のイントネーションでたまに面白いことを言うのも好きです。

見れば見るほどハマってしまう感じ。

次回はいよいよ雪たちの出番なので、演奏を聞くのが楽しみです。

ましろのおと 第9話の感想と見どころ

三味線を演奏しているシーンの演出が素晴らしかったです。

雪がサポートに回ったので迫力は感じられませんでしたが、奇麗で静かな「じょんがら節」が伝わってきます。

個人戦に出場する雪の三味線で迫力のある音を聴けると思うと、また楽しみになりました。

ましろのおと 第10話の感想と見どころ

個人戦はその名の通り、個性をぶつける戦い。

それぞれが、自分の世界観を音に乗せて表現しているイメージが伝わってきました。

出番前のプレッシャーの中で考えることも人によって違う所とか、細かい部分まで丁寧に表現されていました。

コメディー要素もあるし、今のところ文句のつけようが無いアニメだと思います。

ましろのおと 第11話の感想と見どころ

雪の演奏は一つ一つの音が丁寧で、じっちゃのことを思い出しながら弾いているかのような演奏に合っていました。

無音のシーンもうまく組み合わせていて、鳥肌立ちました。

家でアニメを見ているのに、まるで映画館で見ているかのような臨場感でした。

ましろのおと 第12話の感想と見どころ

第12話の見どころは雪の後半の演奏と、田沼聡一の演奏。

雪は後半に演奏を変えたことで結果振るわずでしたが、どっちも楽しめて満足です^^

田沼聡一の演奏も雪とは全く違う弾き方で、性格や感情が三味線の音で伝わってくるような気がしました。

テレビでリアタイ視聴しましたが、演奏シーンは何度も聴いて楽しもうと思います。

『ましろのおと』はAmazonプライムビデオで先行配信中

『ましろのおと』のアニメは、毎週金曜深夜2時40分にテレビ放送中。

TBS4月2日(金)から毎週金曜日 深夜2時25分~
MBS4月2日(金)から毎週金曜日 深夜2時25分~
BS-TBS4月2日(金)から毎週金曜日 深夜3時00分~
AT-X4月8日(木)から毎週木曜日 21時30分~ ※リピート放送:毎週(月)9:30/毎週(水)15:30

Amazonプライムビデオでも先行配信中。

第二話以降は毎週金曜深夜3時に追加されます。

3話以降はライバルとなる人物も登場して、より一層楽しめる展開になっていきます。

アニメ『ましろのおと』の視聴ページはコチラ

2021年4月17日時点の情報ですので、最新の情報はAmazonの視聴ページで確認してください。

「ましろのおと」原作漫画が3話まで無料

電子書籍サイトのRenta!なら、会員登録するだけで3話まで無料で読めます。

「ましろのおと」は津軽三味線のリアルな音を聞くならアニメ版がおすすめですが、漫画もかなりおすすめです。

僕は2巻の中盤から感動で涙が止まらなくなりました・・・。

漫画にしかないシーンもあるので、ぜひ見てみてくださいね。

↓の絵をクリックすると、漫画のページに飛びます。

ましろのおと 1巻

ましろのおと 1巻

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コメント

  1. みゃお より:

    2話で梅子の唄を担当したのは、声をあてている声優の本田貴子さんじゃなく、民謡歌手の吉田昌紀子さんですが?

    • vod-mania より:

      みゃおさん
      そうだったんですね!
      教えて頂きありがとうございます。
      記事は訂正します。