知る人ぞ知る不朽の名曲『THEビッグオー』は、アメリカンテイストな作画でミステリアスなストーリーが人気です。
しかし、この名作の二期は評判が悪いことでも有名です。
そこでこの記事では「THE ビッグオー2期の評判が悪い理由」をご紹介。
ネタバレを含みますが、最終回で起きたある悲劇についてお伝えします。
THE ビッグオーってどんな作品?
『THEビッグオー』は1999年に放送が開始した大人気ロボットアニメです。
近年ではスーパーロボット大戦にも参戦しており、知っている人も増えてきました。
この作品は「ロジャー・スミス」という交渉人(ネゴシエイター)の主人公が誰もが記憶を失った街「パラダイム・シティ」で事件を解決していくミステリーな物語です。
作中の人間は一部の記憶が抜け落ちており、自分が何者でこの世界は一体何なのかという疑問を持ちます。
そんな不思議な街で起きる事件を、ロジャーは持ち前の交渉術と巨大ロボ「ビッグオー」で解決していきます。
この作品の1期は大人気で、多くのビッグオーファンが生まれました。
しかし1期では「パラダイム・シティはなぜ記憶の抜け落ちた人間が多いのか」などの謎は解決しませんでした。
そのせいもあってか、ファンの間では2期への期待があまりにも大きく高まったため
作品を見る視聴者の目が肥えていたのかもしれません。
では、二期で一体何が起きたのか・・・。
愛ゆえに悲しんだ。二期で起きた悲劇…
ここからはネタバレ注意になります。
THEビッグオーの作品の根幹に迫ります。
ビッグオー2期の序盤は、非常に良いスタートでした。
1期と同じように、ミステリアスな物語と巨大ロボのアクションが視聴者の目をくぎ付けにしました。
ですが、2期の最終パートで悲劇は起きました。
ロジャーはいつものごとくパラダイム・シティの事件に巻き込まれます。
その事件はいつもの事件とは違い、パラダイム・シティの根幹にかかわる大きな事件でした。
ロジャーは巨大ロボビッグオーに乗り、敵と戦いを始めます。
ロジャーは敵を追いかけ、高く高く空を飛びます。
すると、パラダイム・シティの空が一部、崩れてしまうのです。
何かの比喩表現ではなく、空が崩れ落ちるのです。
崩れた空の先には、天井にぶら下がったいくつもの照明器具が設置されており、ロジャーは唖然としながら何かを悟った表情を浮かべます。
この街は、このロボットは、そしてロジャー自身も“全て作り物“だったのです。
つまり、この作品は作り物(アニメ)でありロジャーも、ビッグオーも実在しないという事です。
この劇中劇のような手法は当時では珍しく、多くの反響と反感を呼びました。
その為、ビッグオーの二期の最終回を迎えた翌日のインターネット掲示板は荒れにあれたと言われています。
また、現在でもファンの間では「ビッグオーは1期だけにしておけ」などと言われることがしばしばあります。
まとめ
THEビッグオーは名作ながら2期で大炎上してしまったアニメでした。
近年だと「けものフレンズ」で監督が1期と2期で変わったことでも炎上していました。
続編を作るという事は制作再度にとっても難しい問題なのかもしれません。
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