小説や漫画など自分の好きな作品がアニメ化されると嬉しいですよね。
でも、アニメ化したのに大炎上してしまったという作品も過去にはありました。
そこでこの記事では「原作との違いで炎上したアニメ」を3つご紹介します。
原作との違いで炎上したアニメ3選
くまみこ
2016年春に『くまみこ』というアニメが放送されました。
漫画が原作の作品で、田舎に住む巫女の少女と、言葉を話すクマのほのぼの日常漫画です。
放送当初は作画が秀逸な点や、声優の演技の良さから多くのファンを獲得することができました。
ただ、アニメ『くまみこ』は1クール12話の構成で作られており、原作の漫画は未完でした。
その為、アニメ終盤はアニメのオリジナル展開での話が繰り広げられる事に…。
そのアニメオリジナル展開というのが、以下です。
- 主人公は自分の村を盛り上げるために都会でアイドルデビュー。
- しかし、都会に圧倒され被害妄想にとりつかれてしまう
- 主人公を原作で支えてくれるキャラに「村の発展のために生贄になってもらう」と宣言される。
- 主人公は村に引きこもり、しゃべるクマに依存してしまう…
この展開には、予想外だったのか原作者がブログで謝罪をする始末に…。
原作はこんなことは無いので、気になった人はぜひ読んでみてください。
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メカクシティアクターズ
この作品は、内容が違ったのではなく『あまりにも絵が違った』という事で炎上しました。
いわゆる作画崩壊と呼ばれるものです。
原作はVOCALOIDの楽曲を小説化したもので、非常に高い人気を誇っていました。
アニメも原作の人気もあり、大盛り上がりを見せていました。
しかし問題は『第9話 アヤノの幸福論』で起きました。
9話の放送時、Twitterには「なんか知らないアニメ始まった」と多くの書き込みがされました。
筆者もリアルタイムで視聴していたのですが、本当に別のアニメだと思うほど作画が崩壊していました。
この問題は大きな反響を呼び、のちに発売されるDVDでは作画は修正されました。
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ムーミン
みなさんご存じの『ムーミン』も、実は炎上していたって知っていましたか?
ムーミンのアニメは2つあり、1つは皆さんのよく知る『たのしいムーミン一家』(テレビ東京)
そして、それより前に放送されていたのがアニメ『ムーミン』(フジテレビ)
ムーミンはフィンランドの作家トーベ・ヤンソンが手掛ける小説や絵本作品です。
当時、フジテレビはムーミンのアニメ化を行ったのですが日本人に受けるようにデザインを変更し、今のムーミンとは似ても似つかないキャラクターになってしまいました。
それをみた原作者は激怒し、フジテレビからムーミンに関する一切の放送権をはく奪しました。
その後、原作者監修のもと現在のムーミンが完成したのです。
ムーミンの動画はAmazonプライムビデオでレンタル視聴可能です。
まとめ
誰もが知るムーミンも、実は炎上していた歴史がありました。
アニメ化と聞くとつい期待してしまいがちですが、必ずしも良くなるとは限りません。
アニメを制作する際は原作へのリスペクトを忘れないでいてほしいものですね。
※この記事は2021年12月5日時点の情報です。紹介した動画は配信終了している可能性もありますので、正しくは公式ページにて確認してください
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