『エレメンタリー ホームズ＆ワトソン in NY』のシリーズごとのあらすじ・見どころと感想をご紹介します。
2012年9月〜2019年8月にアメリカで放送されていて、全7シリーズあります。
世界的に有名な、アーサー・コナン・ドイルが書いたシャーロック・ホームズを主人公にしたドラマ。
過去に何度も映像化されていますが、舞台をイギリスのロンドンから現代のアメリカN.Y.に移し、ワトソン役を初めて女性が演じる事になりました。
「エレメンタリー ホームズ ＆ ワトソン in NY」のシリーズごとのあらすじ
ホームズの鋭い観察眼と天才的な推理力、元外科医ワトソンの医学的知識と助言によって手がかりを得つつ、難事件を解決していきます。
＜シリーズ1＞
薬物依存症のリハビリのため、ニューヨークにやってきたホームズ。
リハビリ付添人としてホームズの父親がジョーン・ワトソンを雇います。
ホームズはニューヨーク市警の顧問として捜査に協力する事になり、行動を共にするという契約のもと、ワトソンも事件現場に行く事になります。
＜シリーズ2＞
ワトソンはリハビリ付添人としての契約が終わり、ホームズの探偵としてのパートナーになる。
ホームズのロンドン時代の仲間から助けを求める連絡が入り、ホームズとワトソンはロンドンへ向かう。
そこでホームズは、自分の過去や親兄弟との関係と向き合う事になる。
＜シリーズ3＞
ワトソンはホームズとの共同生活を解消し、探偵としても独立する。
ワトソンと離れる事で環境が変わってしまったホームズは、薬物依存症が再発する事への恐怖からイギリスへ戻る。
ニューヨーク市警との仕事を引き続きこなすワトソンのもとに、新たな弟子を連れたホームズが戻ってくる。
＜シリーズ4＞
再び薬物依存症に陥ってしまうホームズだが、無事立ち直る。
しかし、原因となった人物に重傷を負わせてしまい、ニューヨーク市警の顧問を解任されてしまう。
ホームズの父親がニューヨークへやってきて再会し、一緒に仕事をする事に。
＜シリーズ5＞
ホームズは怪我の後遺症で脳に障害が残り、記憶力が低下したり幻を見るようになる。
そんな中、爆弾事件の捜査の過程で、ワトソンの元患者で前科のある人物と再会する。
人を直接助ける仕事をしたいと思うようになっていたワトソンは、彼の社会復帰を助ける事にする。
＜シリーズ6＞
ホームズは薬物依存症の集会で新しい友人ができるが、実は連続殺人鬼だった。
しかし怪我の後遺症のせいで本性を見抜けないでいる。
殺人事件が起こるが仲間の裏切りに合い、ワトソンに殺人容疑がかかってしまう。
＜シリーズ7＞
アメリカにいられなくなったホームズと共に、ワトソンはイギリスへ。
そんな時ニューヨークの仲間が銃撃されたと聞き、アメリカに戻る2人。
シリーズ最大の敵と戦う事になる。
エレメンタリー ホームズ ＆ ワトソン in NYの見どころと感想
今までに何度も映像化されたシャーロック・ホームズですが、今回の舞台はニューヨークで、ワトソンは女性です。
「女性のワトソンなんて！」と食わず嫌いのシャーロックファンもいたようですが、是非見てみて欲しいです。
ワトソンは自立したニューヨーカー女性で、そのおしゃれなファッションも要チェックです！
一方ホームズは当初、空気も読めず気遣いもできない、ちょっと自己中心的な人間でした。
そんなホームズがワトソンや仲間たちと関わっていく事で人間として成長し、気遣いを学び、感情を出すようになります。
シーズンが進むごとに変わっていくホームズにも注目して欲しいですね。
個人的に大好きなシーンは、シーズン6の最終話です。
ホームズとワトソンにとって大事件が起こってしまうのですが、ワトソンは仲間のために、ホームズはワトソンのために、人生を一変させてしまうような選択をするのです。
その結果、ホームズとワトソンは離れ離れになってしまうのですが、ホームズがこれまでにないほど感情をあらわにしてワトソンに別れの挨拶をするのです・・・。
相棒であり、家族であり、友人でもある2人の間には間違いなく「愛」があるということが伝わってくるシーンだったと思います。
まとめ
2021年3月2日現在、『エレメンタリー ホームズ＆ワトソン in NY』を見られる動画配信サービスは、「hulu」「Amazonプライムビデオ」「スーパー！ドラマTV」の３つだけ。
そのうち全シリーズ見られるのは、HuluとAmazonプライムビデオだけ。
どちらも初回お試し期間があるので、ぜひ利用してみてくださいね。
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